風のささやき

淡々と綴ります

うみ

ひどい言葉で 傷つけた夜もあったのに
痛みごと抱いて きみは凛と立つ

小さな声で 僕にだけ歌って

きみの夢が叶うのを
そっと見届けたいのです
ふたり支え合いながら
明日も共に生きてゆこう

雨にさらされた蕾も 咲く日が来る

きみと日のあたる庭で
花を育てたいのです
枯れてしまわないように
毎日水をあげましょう

きみと日のあたる庭で
そっと息絶えたいのです
きみに誓えることなんてないけど
そばに そばに居てください